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三十九夜《IVC ヒッチコック セレクション》
商品コード : IVCA-18159
価格 : 1,800円(税込1,944円)
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謎の美女は「三十九段…」と言い残して息絶えた!
ヒッチコック的「巻き込まれ型」の完成を示す初期の傑作!
これは『暗殺者の家』から『バルカン超特急』に至る“イギリス黄金時代”に属する傑作で、主人公が国際諜報戦がらみの殺人に遭遇し、敵方のスパイと警察の双方から追われることになる設定は典型的な「巻き込まれ型」である。主人公は「命を狙われている」と言う美女を宿にかくまうが、彼女が殺されたため、殺人容疑者となって逃亡し、ダイング・メッセージを手がかりに真犯人を探す。その過程のサスペンス展開の緩急自在の呼吸は見事であり、またヒッチコック好みの背景である列車や劇場が効果的に使われて視覚的な愉悦をもたらす。警察の目をくらますために列車内で出会ったパメラにキスする場面は(男女の立場は逆だが)後年の「巻き込まれ型」の代表作『北北西に進路をとれ』(59)を思わせ、主犯が劇場の桟敷席から舞台の芸入を襲って客席に飛び降りる場面は『知りすぎていた男』(56)に似ている。またハネイとパメラが刑事を装った敵に捕らえられ、車で運ばれる場面で、カメラが車の中から外に出ると、車はそのまま走り去るワン・ショットは『北北西に進路をとれ』の列車の場面と同趣向で、こうしたさりげない技巧が物語の流れを豊かにしているのはヒッチコックの本領だ。主演のロバート・ドーナットは『チップス先生さようなら』(39)で、『風と共に去りぬ』のゲーブルを退けてアカデミー主演賞を獲得したスター、パメラ役のマデリン・キャロルは『間諜最後の日』のヒロインも演じた。
監督:アルフレッド・ヒッチコック
キャスト:ロバート・ドーナット/マデリン・キャロル/ルーシー・マンハイム/ペギー・アッシュクロフト
製作年:1935年
製作国:イギリス
上映時間:83分
映像色:モノクロ
字幕:日本語
音声:英語
規格:片面1層
画面サイズ:4:3 スタンダード