第1夜 『七年目の浮気』 x トム・コリンズ
 

第2夜 『お熱いのがお好き』 x マンハッタン

 禁酒時代を舞台にした『お熱いのがお好き』でマリリン・モンローが作ったカクテルとして知られるマンハッタン。赤みのあるピンク色の美しさと、深みのある口当たりで、強いカクテルだけにお酒好きにはピッタリだろう。だが、モンロー扮するシュガーが作った方法は苦肉の作。バーボンとベルモットを氷枕に入れて混ぜているのだ。仲間と紙コップで乾杯と、サプライズ・パーティーを車中でこっそり楽しむシーンに「誰かチェリーもってない」と気持ちは本格的。

 さて、お話はトニー・カーティス(サックス)とジャック・レモン(ベース)が、シカゴで仕事にあぶれ、しかも、ガレージ殺人事件の目撃者としてギャングに追われる羽目に。そのため、女装してマイアミに行く女だけのバンドに潜り込むが、トニー・カーティスはモンローに夢中になり、ジャック・レモンは、富豪の男に追いかけられる。 トニー・カーティスはバンドの時以外は、シュガーが理想とする男になりすます忙しさ。レースのドレスやオシャレなコートに身を包み、女になりすます二人の芸達者ぶりをたっぷり味わえる。
 なんたって女の中の女モンローと並び、彼女の女友達として仲良くなるくだりは男を抑えているせつなさもありながら立派なお姉ぶり。しかし、蓼食う虫も好きずき。ラストは、富豪の御曹司にジャック・レモンが結婚を申し込まれ「ボクは男だ」と言えば「完璧な人はいないさ」で終わる。 今宵、粋な会話に乾杯!
1935年 アメリカ/監督:ビリー・ワイルダー/出演:ジャック・レモン、トニー・カーティス、マリリン・モンロー

サプライズ・パーテイーにピッタリ!

From『お熱いのがお好き』

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RICIPE

ライ・ウィスキー:60ml
スイート・ベルモット:30ml
オレンジ・ビターズ1滴
        マラスキーノ・チェリー赤1つ
        以上をすべてミキシンググラスに入れてステアする。ピックにチェリーを刺し、グラスに入れ注ぐ

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